六地蔵めぐり【伏見地蔵・鳥羽地蔵・桂地蔵・常盤地蔵・鞍馬口地蔵・山科地蔵】

2023年8月22日(火)・23日(水)

京都では、8月22日・23日の両日に、都の入口(旧街道)六ヵ所にあるお地蔵さんを巡拝して、家内安全、無病息災を祈願する「六地蔵巡り」が行われます。各寺で授与された六種のお幡(はた)を入り口に吊すと、厄病退散、福徳招来するといわれており、800年も続いている伝統行事です。
六つの地蔵尊は
1.奈良街道-大善寺-伏見六地蔵
2.西国街道-浄禅寺-鳥羽地蔵
3.丹波街道-地蔵寺-桂地蔵
4.周山街道-源光寺-常盤地蔵
5.若狭街道-上善寺-鞍馬口地蔵
6.東海道 -徳林庵-山科地蔵

 六体のお地蔵さんは、平安時代の初め小野篁(おののたかむら)が、一度息絶えて冥土に行き、生身の地蔵菩薩を拝して甦った後に、一本の大木から六体の地蔵菩薩を刻み、大善寺(六地蔵)に祀ったといわれ、その後、平清盛が保元年間(1156-1159)に西光法師に命じ、都を往来する旅人たちの路上安全、庶民の疫病退散、福徳招来を願って、都に通じる主要街道の入り口に地蔵堂を建て祀ったことから六地蔵巡りの風習がが生まれたといわれる。

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