「忠臣蔵」の立役者・大石内蔵助が、吉良邸討ち入りを決意するまで山科に隠棲したことにちなみ、山科区民の扮装による義士隊行列がゆかりの地を練り歩く。私も歩きました!京都市東部文化会館では討ち入りの様子を再現したパフォーマンスも行われる。洛東の地、山科は、三方を美しい緑の山々に囲まれた小さな盆地で、その中央を流れる幾すじもの川には、野鳥や蛍が飛び交う自然豊かなまちです。
また、古くから奈良や滋賀につながる交通の要衝であるとともに、天智天皇陵や毘沙門堂、勧修寺、隨心院など、歴史に彩られた多くの名所、旧跡があります。
人形浄瑠璃や歌舞伎『仮名手本忠臣蔵~九段目山科閑居の場』で有名なように、大石内蔵助が討ち入りまでの間、隠棲した地でもあり、山科には義士にまつわる史跡が多く残っています。
毎年、12月14日には、「山科義士まつり」が開催され、討ち入り装束に身を固めた義士隊の行列がまちを練り歩き、可愛らしい幼稚園児による子ども義士隊のほか、「刃傷松の廊下」や「切腹」、「連判状改め」、「討ち入り」などの芝居、女性陣による「大石音頭」「元禄花見踊り」が華を添えます。
京都の年末の風物詩、「山科義士まつり」に、あたたかいご声援を!毘沙門堂~岩屋寺~大石神社 10:00スタートです。